双極性障害とは
躁の状態とうつの状態が交互にあらわれる病気です。
そのため、躁うつ病と呼ばれていた頃もありましたが、DSM-Wでは双極性障害の名で気分障害に分類されています。
双極性障害は、さらにふたつの型に分けられています。
T型は「躁病とうつ病がはっきりと認められるタイプ」、U型は「うつ病がはっきりと認められるが、躁病は軽いタイプ」です。現在は躁状態だけが認められるものも、いずれはうつ状態がくると考えられるため、双極性障害に含まれます。
分類上ではT型とU型に分けられ、文献によればU型は軽い病気のように感じられるかもしれませんが、決してそのようなことはなく、かえってU型の方が治療が困難になることもしばしばです。
また、1年のうちに4回以上躁とうつを繰り返すものを急速交代型(Rapid Cycler)と呼びます。
そして最近、問題視されているのがU型であっても軽躁状態を患者自身が病的と捉えず少しハイな状態・調子がいい・これが本来の自分だと感じるために病院に行くことがなく、うつ状態の時にはじめて病院へ行き、医師にもうつ状態のことしか伝えないために単極性うつ病(大うつ病性障害=うつ病)と診断されてしまうことです。双極性障害とうつ病では治療法が異なり、この場合、悪化を招いてしまいます。NHKクローズアップ現代の放送内容の記事にも触れています。
参考文献
躁うつ病はここまでわかった
うつ病新時代―双極2型障害という病 (精神科医からのメッセージ)
こころの病気を知る事典 新版
心の病気と薬がよくわかる本![]()
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